10月14日に公開された実写版「耳をすませば」のテーマ曲が「翼をください」に選定され、曲を歌うのは女優の杏さん決定しております。
アニメ映画版「耳をすませば」のテーマ曲と言えば「カントリーロード」ですが、 実写版にはなぜ「翼をください」を採用したのか?
ジブリアニメ映画をこよなく愛するファンの方々はとても気になりますよね?
今回は実写版「耳をすませば」のテーマ曲がなぜ「翼をください」なのか、を徹底調査してみました。
耳をすませば実写版の主題歌はなぜあの名曲ではなく「翼をください」なのか?
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— 映画『耳をすませば』公式:BD・DVD発売中&デジタル配信中! (@mimisuma_movie) October 21, 2022
映画『#耳をすませば』
新ビジュアル解禁
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もう一度、君を好きになるー。
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"あの頃" と変わらない
幸せな笑顔を浮かべる2人の表情に注目です🚲#耳すま #雫と聖司の10年 #清野菜名 #松坂桃李 #安原琉那 #中川翼 pic.twitter.com/mSRrZO5ewP
「翼をください」は実写版「耳をすませば」において、重要な役割を担っているテーマ曲です。
アニメ映画版、実写版は伴に物語の内容と展開を深く結びつける為にテーマ曲を選定し、劇中にちりばめております。
実写版「耳をすませば」の舞台は原作コミック版の10年後を描いた世界です。
まずはここで実写版「耳をすませば」のストーリーを簡単に説明いたします。
24歳になった主人公の雫(役:清野菜名さん)は児童書の編集者として働いており、10年前に見ていた夢とはかけ離れた現実の中で生活しております。
そして、仕事で重大なミスを犯すと、上司からは「二足の草鞋でやっていけるほど(編集者という職業は)甘くないぞ」と厳しい一言を突き付けられます。
また小説家デビューを目指して文学賞への応募を繰り返してますが、思うような入賞を果たせておりません。
希望にみちた過去を思い出しながら、あるべき理想からかけ離れた現実に生きる雫は、イタリアで暮らす聖司(役:松坂桃李さん)と遠距離恋愛をしております。
24歳の雫が過去に思い描いていた「夢」「恋人」からかけ離れた生活の中で、自分がどうありたいか、そして今をどう乗り越えるのかが、本作のストーリーです。
あるシーンでは、イタリアに暮らす聖司のもとに飛んでいきたいという願いが込められ、またあるシーンでは、失敗を恐れずに「夢」へと進む「勇気」を持ちたいという意思が歌に込められています。
実写版「耳をすませば」では「翼をください」という曲が、ストーリーを構成する上で重要な要素であるという点は、作品を視聴する上で押さえておくポイントになると思います。
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「翼をください」を歌うのは女優の杏さん
実写版「耳をすませば」で主題歌を歌うのは女優の杏さん、どんな歌声なのだろうか?と思い調べてみました。
とても素敵な歌声ですね。落ち着いた歌声で本作品の「翼をください」にぴったりの人選ではないでしょうか?
実写版テーマ曲「翼をください」は不評?
実写版「耳をすませば」のテーマ曲に「翼をください」が採用された件で、アニメ映画版を愛するファンからは…
「主題歌を『カントリー・ロード』ではなく『翼をください』に決めてしまったのか…理解できない」
「個人的な気持ちと主観ですが‥‥『耳をすませば』には『カントリー・ロード』が相応しいと思います」
「テーマ曲が『カントリー・ロード』ではない時点で良い作品になるとは思わない」
と、多くの不満の声が上がっているようです。
仕事から帰宅。
— まりも隊長 (@can_inkin_86_go) July 26, 2022
「耳をすませば」を観る。
こんな学生してみたかった…
演奏終わって坂道を自転車で二人で歩いてみたいっ!
汗まみれの青春しかない自分です…笑
実写をやるがなんで「翼をください」なんだ?
いや、曲は良いのだがそこは「カントリーロード」だろ〜!
嫌な予感しかしない… pic.twitter.com/ganQ7TBuAN
ジブリ作品にもなった柊あおい先生の『耳をすませば』が実写映画化するらしいのですが、二人の10年後のオリジナルストーリーが加えられている上、主題歌が「翼をください」(カバー)なので困惑が隠せません。どうしてそうなった?????
— ニック (@nick_muster) July 15, 2022
アニメ映画版のイメージが強い方や「アニメを実写にした作品に成功作があった前例が無い」という先入観を持っている方も多くいると思われ、致し方ない反応なのかもしれません。
名曲となったアニメ映画版テーマ曲「カントリー・ロード」

スタジオジブリ版のアニメ映画では、オープニングはオリビア・ニュートン=ジョンの「Take Me Home, Country Roads」(カントリー歌手ジョン・デンバーによる1971年のヒット曲)から始まります。
劇中と終盤では主人公である雫が意訳したという設定のカバー曲である「カントリー・ロード」が雫役であった当時16歳の声優・本名陽子さんの歌声で流れました。
そして、原曲の歌詞の一部に改変を施されているのは有名な話です。
聖司が弾くヴァイオリンに合わせて「カントリー・ロード」を歌っているところに、聖司の祖父とその友人たちが加わりセッションを繰り広げる場面は、この映画の名シーンと言えるでしょう。
「故郷への回帰」を歌う原曲に対し、ジブリオリジナルの邦訳では「故郷との決別」が歌われています。
その結果、聖司との恋を経て、少し大人になった雫の自立と旅立ちにエールを送る応援歌としてのニュアンスが生まれます。
「カントリー・ロード」はアニメ版「耳をすませば」のテーマを凝縮した曲となりました。
「カントリー・ロード」は映画全体のテーマだけでなく物語前半の終盤を彩る曲のため、ファンも多いです。そしてアニメ映画版「耳をすませば」の代名詞にもなりました。
アニメ映画版「耳をすませば」には原作が存在する
元をたどると「耳をすませば」は、1989年に漫画家、柊あおいさんが少女コミック誌 『りぼん』 (集英社)で発表した青春恋愛漫画です。
それを基に制作されたのが1995年公開されとなったのが「耳をすませば」です。
「カントリー・ロード」は原作コミック版のアレンジ
実は原作コミック版に「カントリー・ロード」はありません。このシーンはアニメ映画版独自ものとして追加されたものです。
したがって、原作コミックの実写化である本作にも、当然のことながらアニメ映画版で描写されている「カントリー・ロード」にまつわるシーンは一切ありません。
そして実写版が発表された際に「耳をすませば」のテーマ曲に「翼をください」が採用され、ファンが思っていたイメージとはかけ離れてしまい戸惑っている方が多いのでは?と思われます。
しかし、そういった経緯からも、実写版「耳をすませば」が劇中を情景化する曲として、「翼をください」を採用されたのも納得がいきます。
実写版「耳をすませば」は原作コミック版を基に製作された作品である
日本、そして世界中のファンの間でアニメ映画版「耳をすませば」のイメージが今日まで記憶に残り、広く知られています。
それが原因で発生したものが今回の実写版「耳をすませば」へ向けられた不評なのだと思われます。
注目すべき点は実写版はアニメ映画版を基に製作されたものではなく、原作のコミックを基に製作された作品であるという事です。
したがって、「実写版『耳をすませば』はアニメ映画版の10年後を映画版を描いた世界」という解釈は誤解が生じてしまいます。
実写版「耳をすませば」を視聴の際は原作コミックをベースに、10年後を描いたストーリーであるということをイメージしてからの方が混乱が生じにくいと思います。
まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回は「耳をすませば実写版の主題歌はなぜあの名曲ではなく『翼をください』なのか?」を徹底調査いたしました。
「翼をください」は実写版「耳をすませば」のテーマを担った、重要な曲であるという事がわかりました。
実写版「翼をください」とアニメ映画版の「カントリー・ロード」を比較したとき、どちらが印象深く心に刻まれる作品なのか、視聴者によって好みが分かれるかもしれません。
ジブリアニメファンからの目線で言うと、長い間、アニメ版を視聴したときのイメージが強く刷り込まれてきたハズです。
なので、実写版に対するの批評が湧いてくるのも致し方ないのかもしれません。
今回の実写版「耳をすませば」はあくまでも原作コミック版の10年後であり、アニメ映画版とは別世界であると解釈すれば受け入れられると思います。
公開当日は多くのファンが劇場に向かい、テーマ曲「翼をください」から展開する「耳をすませば」の世界を楽しんでいただければと思います。
ご覧いただきありがとうございました。
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