カシオペア紀行の緊急停車させた撮り鉄を特定か?警察が捜査を開始
JR東日本の豪華寝台列車カシオペアによるツアー企画の列車走行中に「撮り鉄」が危険行為をし、列車が緊急停車しました。
栃木県警矢板警察署はこの件を危険かつ迷惑な行為とみなし、犯人を捜索するとの事です。
当時の状況とその後について調べてみました。
カシオペア紀行の緊急停車の詳細は?
事象は6月3日、栃木県矢板市の東北本線、区間では蒲須坂から片岡駅間で発生しました。
場所は鉄道撮影の名所として知られ、当日も50人以上の「撮り鉄」が撮影に挑んでいたそうです。
当日撮影を遂行していた「撮り鉄」のうち、3人が列車に接触するギリギリの場所で撮影を行い、カシオペア号を緊急停車させてしまいました。
そして当該の列車を含め、列車3本に最大14分の遅れが発生しました。
カシオペア紀行を緊急停車させた撮り鉄を特定!
矢板警察からのお知らせ pic.twitter.com/Jn3wK6URS1
— おはとち (@ohatochi5042M) June 5, 2023
この件について、警察が鉄道営業法違反である列車往来危険の疑いを視野に、Twitterで拡散された動画等で3人の特定や当時の状況などの捜査を進めておりました。
そして栃木県警は12月6日、3人のうち、埼玉県と東京都在住の20代の男性2人を、東北本線の線路内に立ち入った疑いで、書類送検したと発表しました。(書類送検の日は11月30日)
2人は「いい写真を撮りたかった」と容疑を認めています。
警察はもう1人の行方を追っている状況です。
私の感想
ツイッターやってない友達からカシオペア撮影で乱入してきた撮り鉄の動画が送られて来たんだけど
— うみぞう (@Umm_nnU) June 3, 2023
拡散希望らしい pic.twitter.com/7rgciypOq1
この動画はTwitterで拡散されており、私も拝見しました。
最初に見た時の感想は「客車なのに止まる(制動力が高い)なあ」と感心してしまいました。
列車は何種類にも分類されていて、この列車は車輛に動力を持たず「機関車」に牽引させて走行する「客車」という車輛になります。
一昔前の客車はブレーキの構造が古く応答性が低い為、急には止まれないイメージでしたが、カシオペアであるE26系は、20年前に製造され古い車輛とはいえ「ハイテク客車」です。
電気指令式ブレーキと言う応答力が高いブレーキを採用している為(電気機関車が古い為、機関車側から客車側には読み替えて指示していますが)一気に非常ブレーキがかかります。
本題とはそれた話でしたが、制動力が強いとなるとツアー中にディナーや一杯始まってる時間だったとすれば、車内で利用されている方の状況はとんでもないことになっていたと思われます。
まとめ
カシオペア紀行を緊急停車させた撮り鉄を特定か?事象の詳細を調べてみた
- カシオペア紀行の緊急停車の詳細は?
- カシオペア紀行を緊急停車させた撮り鉄を特定か?
- 私の感想
をまとめてみました。
この様な度重なる鉄道愛好家の迷惑行為を聞くようになったのは2005年あたりから、しきりに聞くようになりました。
当時私は大宮に住んでいて、駅への廃車回送でホームが荒れていたのを何度か見たことがあります。
私が経験した中で、印象的なマニアは...
- 乗車変更マニア、20枚ほど特急券を持ってきて係員の対応時間を測って記録するマニア、詳細は言えませんが、もっとグロテスクな調査もしていて会社側が追い払いました。
- サインを求めるマニア、私はタレントではないので断っていました。
もう「楽しむ」とは別のところにいるような感じがします。
やってしまった本人たちは「止めるに止めれない」状況に陥っていて、罰せられるところまで来ないと収まらないのでは、と個人的には思います。
また新しい情報が入り次第、アップしていきたいと思います。
ご覧いただき、ありがとうございました。
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