巨人が、阿部慎之助前監督(47)に球団への復帰を要請していることが、10月11日に分かりました。
役職は編成部門が有力とされ、監督への復帰ではありません。
阿部さんは今年5月、長女への暴行容疑で現行犯逮捕され、シーズン途中で監督を辞任していました。
辞任のとき、球団は「暴力を振るった事実は重い」と説明していました。
それから約5カ月で、球団に戻すという話が出てきたことになります。
ネット上では「早すぎる」「この5カ月で何が変わったのか」と、疑問の声が目立ちます。
この記事では、球団のこれまでの説明と、復帰要請への反応をまとめています。
何が報じられたか(2026年10月12日時点)
| 内容 | 巨人が阿部慎之助前監督に、球団への復帰を要請 |
|---|---|
| 分かった日 | 2026年10月11日 |
| 役職 | 未定(編成部門が有力とされる) |
| 監督への復帰か | 監督ではなく、球団側の役職とされる |
| 球団の正式発表 | 10月12日朝の時点では確認できず |
役職は、フロントを基本に今後決めていくとも伝えられています。
同じ10月11日には、5月から指揮を執ってきた橋上秀樹監督代行が退任する見通しであることも報じられました。
辞任のとき、球団は何と言ったか
| 時期 | 球団オーナーの発言など |
|---|---|
| 5月26日(辞任) | 「暴力を振るった事実は重く、監督を続けることは許されないと判断しました」 |
| 7月 | 復帰を求める署名について「励ましはありがたい。ただ、監督の人事は別物」 |
| 9月16日 | 復帰の報道について「今コメントできることは何もない」 |
| 10月11日 | 復帰要請が明らかに(理由の説明は確認できず) |
辞任のとき、オーナーは成績や采配ではなく、暴力そのものを理由に挙げていました。
7月には、復帰を求める署名について「監督の人事は別物」と話しています。
監督ではなく球団の役職なら別、という線引きなのかもしれません。
ただ、なぜ今、球団に戻すのかという説明は、10月12日朝の時点で出ていません。
5カ月で変わったこと、変わっていないこと
| 変わったこと | 変わっていないこと |
|---|---|
| 不起訴処分になった(6月15日) | 逮捕のとき、本人は容疑を認めていた |
| 本人が謝罪と禁酒を続けていると語った(9月) | 暴力をふるったという事実 |
| 13万筆の署名が球団に届いた | 不起訴の理由(嫌疑なしか、起訴猶予か)は公表されていない |
| シーズンが終わった | 復帰させる理由について、球団の説明はない |
不起訴は、刑事裁判にかけないという検察の判断です。
暴力がなかったと認められたことと、必ずしも同じではありません。
復帰を判断するうえで、球団がどの点を重く見たのかは分かっていません。
逮捕から書類送検までの流れは、阿部慎之助が娘への暴行容疑で逮捕|児童相談所の流れとSNSの反応にまとめています。
「早すぎる」という声
復帰要請の報道には、疑問や批判の声が目立ちます。
- 辞任から5カ月での復帰は早すぎる
- 不起訴になっても、暴力をふるった事実は変わらない
- 辞任のときの「暴力は重い」という説明と合わない
- 立場のある人には甘いのではないか
- 9月のインタビューは、ファンの反応を探る「観測気球」だったのでは
阿部さんは9月7日、辞任後初めてのインタビューに応じ、謝罪と禁酒を続けていることを語りました。
今後については「いつか何らかの形で、恩返しの続きをしなければならない」と話しています。
その前後から、復帰の可能性が相次いで報じられるようになりました。
この順番を見て、復帰に向けた地ならしだったと受け止める人がいるのも無理はありません。
一般の職場に置き換えると
家族への暴行容疑で逮捕され、責任を取って仕事を辞めた人がいたとします。
その人に5カ月後、会社のほうから「戻ってきてほしい」と声をかけることは、一般の職場ではまず考えにくいでしょう。
ネット上でも「普通の会社員なら許されない」という受け止めが見られます。
巨人は、子どもたちが憧れるプロ野球の球団の一つです。
その球団が家庭内の暴力をどう扱うのかは、野球ファンだけの問題ではありません。
説明のないまま復帰が進めば、暴力を訴えた側のほうが「大げさだった」と受け取られる空気につながらないか、心配する声もあります。
橋上代行は退任、前監督は復帰へ
復帰要請が分かったのと同じ10月11日、巨人はクライマックスシリーズのファーストステージでDeNAに2連敗し、今季を終えました。
あいさつに向かった選手やコーチに、東京ドームではブーイングが起きました。
5月から急きょ指揮を執った橋上秀樹監督代行は、代行になってから40勝32敗2分と勝ち越し、最終盤まで阪神と優勝を争いました。
シーズンの成績は76勝64敗3分の2位です。
その橋上代行は、退任する見通しです。
後任の監督には、OBの松井秀喜さん、元監督の高橋由伸さん、川相昌弘コーチらの名前が挙がっています。
緊急事態でチームを支えた代行が退き、事件で辞めた前監督が戻るという並びに、首をかしげる声も出ています。
歓迎する声もある
一方で、復帰を待っていたファンもいます。
辞任の直後に始まったオンライン署名は、数日で13万筆を超えていました。
- 不起訴になったのだから、もう一度チャンスがあってもいい
- 2軍監督の時代から若手を育てた功績は大きい
- 監督ではなく、裏方からチームを支える形なら賛成
立ち直る機会まで奪うべきではない、という考え方もあります。
ただ、それを受け入れてもらうためにも、球団の説明は欠かせないはずです。
球団に求められる説明
復帰を認めるにしても、認めないにしても、必要なのは球団からの説明です。
- なぜ今、球団に戻すのか
- 辞任のときの「暴力の事実は重い」という判断は、どう変わったのか
- どんな役職で、選手や現場とどう関わるのか
- 同じことを繰り返さないために、球団として何をするのか
説明がないまま復帰だけが決まれば、5月の辞任は何だったのかという疑問が残ります。
まとめ
巨人が阿部慎之助前監督に、球団への復帰を要請していることが分かりました。
役職は編成部門が有力とされ、監督への復帰ではありません。
辞任のとき、球団は「暴力を振るった事実は重い」と説明していました。
不起訴の理由は公表されておらず、復帰させる理由についても、10月12日朝の時点で球団の説明は出ていません。
ネット上では歓迎の声もある一方、「早すぎる」「普通なら許されない」という疑問の声が目立ちます。
正式な発表があれば、球団の説明とあわせて追記します。
辞任会見をめぐって感じたことは、阿部慎之助が監督を辞任|長女の手紙とChatGPT報道をどう見るかに書いています。
この記事は2026年10月12日時点の情報です。

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