第90回日本ダービーを襲った悲劇、競走馬「スキルヴィング」が競技終了後に倒れ死亡。
死因は急性心不全か?
5月28日、、東京都府中市にある中央競馬の競馬場。東京競馬場において開催された、中央競馬の重賞競走(GI)東京優駿(とうきょうゆうしゅん⦅副称日本ダービー⦆)が開催。
出走した競走馬「スキルヴィング」が競技終了後にトラックでそのまま倒れ、処置が施されたものの、亡くなりました。
スキルヴィングが死亡した原因は?
JRA公式チャンネルのレースの画像です。
この日、2番人気の「スキルヴィング」はスタート直後から後方を走行しておりました。
終盤に仕掛けて若干追い上げたものの、1位から5秒差の18頭中17着でゴール、その後、悲劇が起きました。
第90回日本ダービーを襲った悲劇
今回のレースを収録し「スキルヴィング」が倒れた瞬間を収めていた方の動画がアップされております。
急に動きが止まり異変に気付いたクリストフ・ルメール騎手もスキルヴィングから降ります。
その後まもなく一気に倒れこんでしまいました。
その後、多くの競馬場スタッフが駆け付け処置を施したものの、残念ながらその後、死亡が確認されたそうです。
死因は急性心不全
JRAが28日、ホームページ上で「スキルヴィング」競走中に急性心不全を発症、それが原因で死亡したと発表しました。
スキルヴィングの当日の様子
ネットニュースの情報をみていると、レース前の調教を見ていたトラックマン(競馬新聞の記者)が、スキルヴィングは、かなり調子が悪かったようだと報告しております。
海外での競走馬事情
競走馬は身体への負担も多く、脚部だけでなく、肺にも負担がかかり、肺出血をしてしまう事も多々発生しているようです。
競馬の盛んなアイルランドでは、強い馬が凡走した場合、調教師は鼻からスコープを入れて、肺の様子をチェックする習慣があるようです。
香港では、レース直前のメディカルチェックが厳しく、歩様が少しでもおかしければ、その競走馬は出走を停止させるようです。
日本には、その面に対しての競走馬のケアが薄いとの指摘があるようです。
騎手のクリストフ・ルメールは哀悼のツイート
Devasting to lose Skilfing today, a lovely horse and will be missed by all 🙏🏼 #RIP
— Lemaire Christophe (@christo68914587) May 28, 2023
今日、素敵な馬だったスキルフィングを失うのは残念で、誰もが寂しくなるでしょう 🙏🏼 #RIP pic.twitter.com/XrrywEOK7X
当日、スキルヴィングの騎手を務めたクリストフ・ルメールは早速、亡くなられた夜に哀悼を表したメッセージを各SNSにアップされております。
スキルヴィングのプロフィール
スキルヴィング(欧字名:Skilfing)
2020年3月25日生まれ
父はキタサンブラック、母はロスヴァイセ、母の父はシンボリクリスエスという血統です。
これまでの成績
- 2022年10月15日、2歳新馬戦→2着
- 2022年11月19日、2歳未勝利戦→1着
- 2023年2月5日、ゆりかもめ戦→1着
- 2023年4月29日、青葉賞→1着
- 2023年5月28日、東京優駿→17着
いずれも競馬場は東京競馬場。
騎手はクリストフ・ルメール。
馬名の意味は、北欧神話の主神オーディンの別称、オーディンと言えばマーベル映画(MCU)「マイティ・ソー」の主人公「ソー」の父親の名がオーディンでした。
この作品も北欧神話を基に作られた作品ですね。
まとめ
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を調べてみました。
観衆を沸かせる競馬場、そこで活躍する競走馬には、病気、ケガはつきものです。
僅か3歳で亡くなってしまったスキルヴィング、もう活躍が見れないのは残念ですが、ゆっくりと休んでもらいたいものです。
ご覧いただき、ありがとうございました。
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