今回は日本で飼える大型の猫を7種紹介いたします。
猫を飼った経験がある方は一度は「大型の猫を飼ってみたい」と思うはずです。
でも大きい為、「飼いにくいのでは?」「餌代が高くつくかも」「特別な処置をしなければ飼えないかも」と選ぶ前に不安を抱えてしまう方がいるのではないでしょうか?
そんな不安をお持ちの方の為に、日本で飼える大型猫を調べてみました。
意外にも大型猫を飼うのは簡単!?
大型猫は厳しい気候で育った品種が多く、身体もシッカリしていて頼もしく、安心して飼えると思います。
そして意外とおおらかで賢い品種ばかり。子供との親和性も高いそうで、小さいお子さんがいる家族でも安心して飼えます。
食時の量も標準的な大きさの猫の摂取量でも大丈夫のようで、エサの質もその品種に合ったものを選べば特殊なものを準備する心配もなさそうです。
身体もマッチョで運動量も豊富な品種もいますが、ストレス解消の為に遊んであげれば標準的な大きさの猫と一緒の対応で過ごせます。
長毛の品種が多いので毎日のブラッシングや、場合によってはトリミングが必要ですが、なにより長毛猫の美しさに惚れて飼ってみたい方には魅力的な猫であることには間違いありません。
日本で飼える大型猫のおすすめ7選!種類や性格も徹底解説してみた!
日本で飼える大型猫を7種、紹介します。
いずれも日本でも育てられている、ブリーダーから手に入りやすい品種を選んでみました。
どの品種も見た目も性格も、ナイスでキュートな猫ちゃんばかりです。
是非ご覧ください!
その1.メインクーン
誰もが知っている、大きな品種の猫として有名です。「 Gentle Giant(穏やかな巨人)」という愛称を持ち親しまれています。
飼い猫の品種として最大になります。体長120センチ、体重15キロに達した個体もいるそうで、ネットでメインクーンを調べると、出てくる巨体の画像に驚いてしまいますね。
性格は人なつっこく優しい、学習能力が高く飼い主に忠実なのでしつけもしやすいそうで、成猫は人間と対等の関係で生活できます。
さらに環境適応能力や協調性も高く、子どもや犬など他のペットとも仲良くなることができるそうです。
メインクーンの基本情報
- 体長:100cm
- オスの体重:6~8kg
- メスの体重:4~6kg
- 寿命:14年前後
- 価格:98,000円~900,000円
- 年間の維持費:110,000円
その2.ノルウェージャンフォレストキャット
名前の通り原産はノルウェー、スカンジナビア半島です。
「メインクーンと長毛種のイギリス・マン島の猫の先祖である」「トルコから運んできたターキッシュアンゴラと地元のショートヘアーの交配により誕生した」との諸説があります。
非常に寒冷な気候にも適応する長毛種で、運動能力もバツグンです。
性格は温厚。時に突飛なアクションを見せフレンドリーな性格でありますが意外にも寂しがり屋の一面もあるそうです。
そして賢く簡単な芸ならすぐに覚えます。
また寒冷な厳しい環境で生きてきたため、忍耐強く、小さな子供や他のペットがしつこく構っても辛抱強い面もそなえてます。
上述のメインクーンとの区別がつかないと話題になりますが、メインクーンは鼻に「ジェントルカーブ」と言われているカーブがあり、高めの鼻をしています。
ノルウェージャンフォレストキャットは、鼻のカーブが少なめでなだらかな曲線を描いています。
目の配置が、性別で違いが出やすいともいわれ、メスは寄り目、オスは目が離れる傾向があるようです。
ノルウェージャンフォレストキャットの基本情報
- 体長:40~60cm
- オスの体重:4.5~7.0kg
- メスの体重:3.5~5.5kg
- 寿命:11~14年
- 価格:80,000円~950,000円
- 年間の維持費:140,000円
その3.サイベリアン
ロシアの東部、シベリアを起源とした、猫の品種です。
丸みを帯びた輪郭、腹部は堅く重量感がありマッチョで極寒の地で生きる猫の体系を備えた姿は美しいですね。
見た目通り、身体能力はバツグンで家の中を所狭しと飛び回ります。
性格は温和で親しみやすく、頭が良く、従順さと賢さ、忍耐強さをも備え持っており、クールなイメージな猫です。
クールさの中にも、甘えたがりの一面をみせ、飼い主にはお腹を出して「甘えたい♡」サインを発動するときがあるそうです。
ツンデレですな(笑)
「Fel d 1 」と言うアレルギー物質の分泌が少なく猫アレルギーになりにくい猫とされております。
サイベリアンの基本情報
- 体長:80cm
- オスの体重:7.5~12kg
- メスの体重:6.5~10kg
- 寿命:14年前後
- 価格:80,000円~950,000円
- 年間の維持費:140,000円
その4.ラグドール
ラグドールは英語で「ぬいぐるみ」という意味で、白いペルシャとバーマンから生まれた猫をバーミーズと掛け合わされて生まれ、美しい長毛が特徴の猫です。
性格は人懐こく、懐が深いので初めて猫を飼う方にもオススメ、家を荒らさない等、家を留守にしても安心して飼える一人暮らし向けの猫とされています。
鳴くことはあまりないそうですが、たまに出す、細くて高い声に首ったけになってしまう飼い主も多いようです。
また抱かれるのが好きで、抱かれても、腕の中でバタバタしにくいので、猫とデレデレしたい方にはうってつけの品種です(笑)
ラグドールの基本情報
- 体長:50㎝
- オスの体重:6~9kg
- メスの体重:4.5~6kg
- 寿命:14年
- 価格:80,000円~550,000円
- 年間の維持費:130,000円
その5.ラガマフィン
アメリカ原産で1994年に初めて作られた猫の品種です。
ラグドールと同時に発生した品種で、ペルシャ猫とラグドールを交配させて誕生した品種の様です。
ブリーダーと協会の間の確執で誕生した複雑な経緯をもったラガマフィン、歴史も浅く、その為か日本でも個体が少ないです。
性格は温厚でやさしい。人懐いうえに、飼い主さんとのコミュニケーションを取ることも大好きです。かつ、甘えん坊の面もあり愛情深いです。
小さなお子さんとも仲良くでき、お子さんがいるご家庭でも飼いやすい品種です。
ラガマフィンの基本情報
- 体長:45~60cm
- オスの体重:6.9~9kg
- メスの体重:4.5~7kg
- 寿命:11~14年
- 価格:80,000円~350000円
- 年間の維持費:130,000円
その6.ベンガル猫
原産国はアメリカで野生のヤマネコと、短毛種のイエネコを交配した品種。
長毛が多い大型猫ですがこの品種は短毛で、野生の猫の様な斑模様の柄が特徴的です。
見た目はワイルドですが性格は愛情深く懐きやすい、また気品があり、そんな中で甘えん坊な面をもつ個体も多いです。
運動量が豊富で、遊ぶのが大好きな猫なので、運動できる環境を整えるのがこの猫を飼うポイントになりそうです。
短毛で、抜け毛が少なく、その為に猫自身がグルーミングを頻繁に行わないようで、アレルギー物質が溜まりにくく、猫アレルギーになりにくい猫とされております。
ベンガル猫の基本情報
- 体長:55~80cm
- オスの体重:5~8kg
- メスの体重:3~5kg
- 寿命:14年
- 価格:67,000円~630,000円
- 年間の維持費:120,000円
その7.ブリティッシュショートヘア
グレートブリテン島原産とされている短毛の猫です。
運動能力が高くローマ帝国時代に倉庫のネズミ退治として活躍し、その為「褒めて伸びる」傾向があるそう。
性格は穏やかで賢く物静か、人間との距離を置きますが、意外と寂しがりで時には甘えたいときがあり、そんなツンデレな性格に魅了される方がいるようです。
ブリティッシュショートヘアの基本情報
- 体長:40~50cm
- オスの体重:4~8㎏
- メスの体重:3~6㎏
- 寿命:15~20年
- 価格:78,000円~800,000円
- 年間の維持費:95,000円
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は日本でも飼える大型猫
- その1.メインクーン
- その2.ノルウェージャンフォレストキャット
- その3.サイベリアン
- その4.ラグドール
- その5.ラガマフィン
- その6.ベンガル猫
- その7.ブリティッシュショートヘア
を7種紹介しました。
とてもカワイクて魅力的な猫ばかりでしたね。
個々の品種の特徴と自分で飼ってみたい気持ちを整理して選んでいただき、楽しい猫ライフをお過ごしくださいませ。
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