スノーモービルの事故で死去ケン・ブロックさん事故の状況と経歴を調査
アメリカのラリー界のスーパースター、またWRC(世界ラリー選手権)やWRX(世界ラリークロス選手権)にも出場したケン・ブロックさん。
1月2日に事故に遭い、死去しました。
ケンブロックさんと言えばエクストリーム系のモータースポーツ界では有名なドライバーであり、知らない人は、いないのではないでしょうか。
今回は事故の状況と経歴を調べてみました。
ケンブロックさんの事故の状況は?
1月2日の14時頃、アメリカ合衆国ユタ州ワサッチ郡において事故の発生が発生しました。
ワサッチ郡911(アメリカでの緊急電話番号)センターは、ミル・ホロー地域でスノーモービルの事故が発生したとの通報を受けました。
その後、捜索救助隊は、ワサッチ郡保安官事務所、ユタ州立公園、およびアメリカ森林局の法執行機関と共にケンブロックさんの対応を行いました。
当日はグループでスノーモービルに乗っていたとの事ですが事故の際、彼が単独で行動した際に発生したとの事です。
急斜面でライディングしていた際に転倒し、その際、スノーモービルが彼の上の乗り掛かるような状態となり、現場で死亡が確認されたそうです。
事故現場アメリカ合衆国ユタ州ワサッチ郡の基本情報
彼が住むパークシティの南東に位置する地域です。
ユタ州は亜乾燥気候から砂漠気候に分類されるが、多くの山岳部は様々な気候となり、州内の降水量の源は太平洋からの水分です。
冬の降雪量はソルトレイクシティ市では約150cmに達し、これはグレートソルト湖の湖水効果雪によるものであり、湖の南、南東および東で雪が多いそうです。
湖水効果雪の降るワサッチ山脈の一部では年間降雪量が1,250 cmに達します
常に乾燥してふわふわした雪が降るので、1980年代に「地球上で最も偉大な雪」というスローガンを掲げておりました。
ケンブロックさんの経歴
ケン・ブロック(Ken Block、本名:Kenneth Paul Block)
ユタ州出身(カルフォルニア州出身との情報もあり)1967年11月21日生まれ。
幼少時から車の運転に興味を示し、運転技術習得と同時に両親の車でジャンプやドリフト走行にチャレンジし始めました。
しかし、ラリー界で活動を開始したのは遅咲きで、公式に参戦した2005年、彼が38歳になるまでお預けとなったのです。
それまでは1994年に創設されたスポーツ用品メーカー、DCシューズ(DC SHOES)の経営に携わっておりました。
モータースポーツに本格参戦
デーモン・ウェイ、コリン・マッケイと共に創設したDCシューズは、サーフィンとスノーボードブランドであるクイックシルバーに買収。
この時までに得た資金でラリーに本格的に取り組む事となりました。
2005年にラリー・アメリカが彼の公式なラリー人生のスタートで、同年「ルーキー・オブ・ザ・イヤー」を獲得しております。
またラリー・アメリカの他にXゲームズにも参戦し、多くの好成績を収め、更に世界ラリー選手権 (WRC) にも2007年にデビュー、世界のケンブロックとして名を知らしめるのでした。
スタントドライバーとしても活躍
ケンブロックさんはラリードライバーだけでなく、スタントドライバーとして活躍しました。
市街地や廃工場などに障害物を設置し、高度なテクニックを駆使してクリアしていく「ジムカーナ」シリーズは世界から大人気の企画としてYouTubeチャンネルで公開されております。
そのうちの初期に収録された、印象深い動画をアップします。
DC SHOES: KEN BLOCK GYMKHANA TWO BUILD
2009年5月にアップされた、ジムーカーナマシンを制作する過程を収録したビデオ、マシンはSUBARU WRXSTI(GRB)です。
映像を見ているとすSUBARUだけでなく、日本のチューニングパーツメーカーの部品がアッセンブルされていき、当時は出来上がっていくマシンの動画にワクワクしました。
DC SHOES: KEN BLOCK GYMKHANA TWO THE INFOMERCIAL
こちらが完成したジムーカーナマシンでケンブロックさんが爆走するビデオ。
狭い廃工場の中をまるで針の穴を通すかのように繊細かつ豪快にドライビングしていくシーンに度肝を抜かされました!
まとめ
スノーモービルの事故で死去ケン・ブロックさん事故の状況と経歴を調査
- ケンブロックさんの事故の状況は?
- ケンブロックさんの経歴
を調べてみました。
私もSNSを見ていたら「トレンド」欄に彼の名前が上がっていて「新しい企画でもやるのかな?」と思いしらべていたら「R.I.P」とのコメントがあり、まさかと思いネットで調べていたところです。
彼の死去は大変ショックで、同時に偉大だった2007年に亡くなられたラリードライバー、コリンマクレーさんも思い出してしましました。
とても残念です。
ご冥福をお祈りいたします。
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